FUJIFILM X-T4で子どもを撮るために使っている単焦点レンズを3本紹介します。
今までほかの単焦点レンズも使いましたが、X100Fからフジに入った僕としては結局最後はコンパクトが好きなのかなと思います。
- 【最小構成】XF18mmF2 R
- 【つけっぱなしレンズ】XF35mmF2 R WR
- 【小さいレンズでポートレート】XF50mmF2 R WR
富士の単焦点の中のコンパクトプライム、というジャンルの比較的小さめの単焦点レンズです。
コンパクトなレンズを買えばカメラを持ち出すときにあまり悩むこともなくなります。
お子さんがいらっしゃる方は特に似たような選択をするのが結構おすすめだと思うのでもしよかったら参考にしてみてください。
▼動画もありますので見ていただけるとすごく嬉しいです
目次
【1番コンパクト】X-T4とXF18mmF2Rの組み合わせ
まず最初に紹介するレンズはXF18mmF2 Rという初期に発売されたまあまあ古いレンズです。
- パンケーキタイプ
- コンパクト
- 軽量、116g
X-T4につけても邪魔になることはないので、僕+息子2人で遊ぶときはこの組み合わせが多いです。
焦点距離は18mmで室内でも撮りやすく、家族写真を撮るのに最適です。
絞り開放はF2なので十分な明るさも得られますし、最短撮影距離は18cmなのでかなり寄れる面白いレンズです。
性能面
オートフォーカスはそれなりという印象ですが正直X-T4につければピントはほぼ迷いません。
AF駆動音だけはガコガコとうるさめなので動画撮影には向かないと思います。でも僕は結構Vlogには使っているので全く使えないわけではありません。
XF18mmF2の作例
優しく、そして少し雰囲気のある昔ながらの描写というイメージがあります。
【一番使いやすい】X-T4とXF35mmF2R WRの組み合わせ
次はXF35mmF2R WR(防塵防滴)です。
- 普段使いには最適な焦点距離
- 軽くコンパクト
- AFが速い
- 解像感が高く安定感のあるレンズ
鏡筒が少し先端に向けて細くなっている形も結構好みで、フジのどんなボディにも似合います。
APS-Cの35mmは一番無難で撮りやすい距離感です。フジのミラーレスを買ったら一番最初に買う選択肢に入るレンズだと思います。
最短撮影距離は35cmでなのでそこそこ寄れるけどめっちゃ寄れるわけではないという感じ。
絞り開放はF2。同じ35mmには神レンズと言われるF1.4もありますのでどちらを選ぶかかなり迷いますね。
とりあえずどちらも買いたいところですが、僕は今はF2を使っています。
一番最初はF1.4を買ったんですが、子どもが活発に遊ぶようになってきてF2に変えました。今はX-T4でオートフォーカスが速いのでF1.4でも良いかなーなんて思ったりはします。
性能面
AFは結構速く駆動音も静かで安定感があるため本当に優等生って感じですね。
描写はスッキリハッキリで万人受けしそう。F1.4と比べておもしろみに欠ける部分もありますが、常に安定した写りを求めるなら間違いなくこれ。
もちろん動画でも活躍してくれていまして、とても信頼しているレンズです。
XF35mmF2作例
下のレビュー記事ではほかのレンズとの作例も紹介しています。
【コンパクトでもポートレート向け】X-T4とXF50mmF2R WRの組み合わせ
最後はXF50mmF2R WR(防塵防滴)です。
- スタイリッシュな見た目
- 安定感のあるAF
- 5万円以下で買える中望遠
って感じでかなりお気に入りです。
焦点距離は50mmで絞りは開放F2。
50mmはフルサイズ換算では中望遠になるので、いつも自分が目で見ている景色とは違った光景、違った人物像が見えて来るおもしろい画角です。
一番衝撃を受けるのが5万円以下で購入できること。僕は中古で3万円代で買ったのでかなりお買い得じゃないでしょうか。
性能面
細かいところを見ると最短撮影距離は39cmです。自社競合の56mmが最短70cmなので比べると断然寄れるって感じですね。
質量はなんと200g。めっちゃ軽くてサイズ感も重さもかなり魅力的です。
写真はもちろん動画も結構おもしろい映像が撮れます。ブツ撮り動画を撮るときに僕は結構使っています。
オートフォーカスも速く静かなのでかなり使いやすいレンズだと思っています。
50mm付近はライバルが多いですが、気軽に中望遠に手を出したいと思っている方にはかなりおすすめの一点。
X-T4 XF50mmF2作例
スッキリとした写りでしっかりボケるしとても良いレンズです。
コンパクトプライムという共通点
この3本が今僕が使っている富士フイルム純正単焦点レンズです。
- 軽く
- コンパクトで
- 焦点距離はF2
この3本を残している理由
このレンズたちが残った理由は僕のメインの被写体が子どもで、家族で公園で遊ぶことが多いからです。
フジの単焦点はほかにも魅力的なレンズが多いのですが、失敗が少なく子どもとも遊びながら撮りやすいレンズというポイントに絞るとこの3本は外せませんでした。
僕が持っているこの3本はフジの中ではコンパクトプライムという位置付けです。レンズの口径が小さく、開放F値が少し大きくなる代わりにサイズ感や持ち出しやすさにフォーカスを当てているレンズって感じですね。
- XF16mmF2.8
- XF23mmF2
- XF27mmF2.8
この3本もコンパクトプライムの仲間なので小さいレンズが欲しい方は選択肢に入れてみても良いと思います。
XF23mmF2は以前持っていたのでよかったら作例を見てください。
YouTubeでは今回紹介したレンズで撮った動画の作例も載せています。もしよかったらご覧ください!