カメラの保管といえば防湿庫!
防湿庫は1万・2万とする高額な商品が思い浮かびませんか?本格的な防湿庫ももちろん良いと思います。でもそもそもカメラもレンズもまだ少ないという方は必要ないと思うので、ちょっと一旦立ち止まってみてください。
下のリンクは楽天で防湿庫を検索してみたリアルな結果なんですが、思っていた以上に高い。かっこいい本格的なものはやっぱり高い。
そして1万くらいのはメーカーがよくわからなかったり、かなり小さかったりします。(2021年現在1万円くらいの良い感じのリクリーンを使っています)
この金額を見ると「湿気からできるだけカメラやレンズを安く守りたい」と僕は思ってしまいました。
僕は正直こんな高い防湿庫を買うくらいならレンズを買う。湿気から守るのも大事ですけどね。
そんなことを思っていたら辿り着いたのが、『ナカバヤシのキャパシティ簡易ドライボックス』
▼ナカバヤシのドライボックスをおすすめしたい方
- カメラの台数が少ない
- レンズの本数が少ない
- 大きい防湿庫を置くスペースがない
- なるべく安く購入したい
憧れの本格的なカメラ用防湿庫には手が届きませんが、簡易的な防湿庫なら手が届きます。できるだけ安く防湿庫を買いたいと思っている方はまず見ていだだきたい箱です。
カメラを手にして約3年。初めてドライボックスを使ってみたのですが、今までカメラやレンズに対して、湿気対策をしっかりとしていなかったことをとても後悔しました。
ドライボックスはとても重要なアイテムだと感じましたのでしっかり紹介していきます。
なんだかんだで湿気対策を先延ばしにしてしまっている方は参考にしてみてください!安いわりに機能的!いらなくなったら小物入れでもOK!
目次
カメラやレンズが少ないうちはナカバヤシのドライボックスがおすすめ
ナカバヤシのドライボックスは簡易的ですが、機能もしっかりとしていてお手頃価格です。
プラスチックなのでデザインも作りもちゃちく見えますが、お値段以上の価値はアリの完璧な収納ボックスです!
パッと見はただのプラスチックケースのようですよね。でも機能もしっかりあるので、ただのプラスチックケースと違う点をご紹介します!
湿度計(針のメモリ)がついているので湿度管理もできる
湿度計が付いていることがナカバヤシを選んだ理由です。
プラスチックタイプはハクバもありますが、同じ低価格帯でこの機能はありませんでした。(デジタルじゃないとないと思う)
湿度の目盛りが0〜100まであります。
目盛りがあることで、ケースの中の湿気を確認することができますが正直これがついていなければ買っていません。
乾燥材を入れていないとき、湿度計の針は多湿をさしていました。
室内の湿度は思った以上に高いということを改めて知りました。乾燥剤をいれて数分待つと針はBESTをさします。
湿度計についての注意点
フタが少し空いているときは多湿まで目盛りが上がっていきます。
ゴムパッキンがついているので、しっかりフタをして密閉度を高く保つようにしましょう。
乾燥剤を入れるケースがついている
プラスチックケースの中は2段になっており、乾燥剤を入れる場所があります。
なくても困らない気はしますが、ケースの中をよりスッキリと収納することができます。
+αの機能は嬉しいですね!
小物を置くスペースもあるのでなかなか便利。フィルターもついでに入れました。
レンズケアのレンズペンも普段は入れてます。
箱の段差に引っ掛けて下に落ちないような作りにもなっているので、邪魔になりません。
乾燥剤も追加購入
ドライボックスには、乾かせば繰り返し使える乾燥剤もついていましたが、念のためハクバの乾燥剤も購入しました。
名前は『キングドライ』
強そうです。
3パック入りで1パックあたり4袋入っているのでかなりお得。
カメラのために作られた乾燥剤なのか、湿度を40%に保つ効果があるようです。実際は45から50%くらいをキープしてくれているので大満足。
袋はジッパーも付いているので保存も安心です。
350件を超えるレビューに対して評価は4.5くらいですが、☆ひとつのレビューも20件ほどありました。
そのほとんどは「湿気を取ってくれない」ということなんですが、10個くらい入れても湿度は下がらないとのことなので、不良品かなと思います。
僕のは8Lに対して一つでも十分除湿してくれました。
ドライボックスの容量について
容量は8Lを買いました。まあまあ入ると思います。
- レンズ5本(大きすぎるレンズはない)
- コンデジひとつ
- 充電器・電池パック
- レンズペン
- 乾電池用充電器
- 乾電池
- 乾燥剤の残り
- レンズを少なめにすれば一眼レフも入る
カメラやレンズと関係ないモノも入れていますが、部屋に転がっている細かいモノも入れてみました。
大きいサイズで27Lもありますが、レンズも重ねて入れることになってしまいそうなので多分僕は買いません。
レンズが増えて追加購入をすることになったときは、今回と同じ8Lを追加購入しケースを重ねて置くと思います。
それかデジタル防湿保管庫ですね。憧れです。
レンズが増えてきたときは検討したいなあ。僕は最近はフィルムカメラもたくさん持っているので、より気をつけたほうがいいかもしれません。
ドライボックスを買うまでのカメラ・レンズの管理方法
ドライボックスを購入する前はカメラバッグに詰め込んでいました。
念のため乾燥剤を入れていましたが、密閉されていないため意味がありません。
収まりきらないカメラや、部屋の中で使うことがあるカメラは出しっぱなし。
湿気対策をしておかなければ、カビが生える可能性があることをわかっていながらこのような管理方法をしていました。
管理方法を改めようと思った理由は、レンズが増えてきたこととオールドレンズを使うようになったから。
- 使わないレンズが出てくる
- 使用頻度が低くメンテナンスをする機会が減る
- カビや汚れが発生!!
実際にカビが発生したわけではありませんが、今後のことを考えて少しでも対策をとろうと思ったわけです。
防湿機能が大したことなかったとしても、カメラの収納ボックスには使えるなと思っての購入したら大当たりでした!
簡易的でも良いのでドライボックスは必要です!
想像以上に効果が目に見えてわかる『ナカバヤシのドライボックス』
レンズの管理を雑にしていた結果、カビで使い物にならなくなる可能性もあります。
悲しい結果にならないためにも、今後はしっかりと保管をしたいです。
2,000円以内と、とてもお安く購入できるので、今まで湿気対策をしていなかったことを本当に反省しました。
カビが出る前に間に合って良かったです!
僕にとっては、出しっ放しやカメラバッグに放置していたカメラやレンズの整理もできましたし、湿気取りもできるようになったので大成功の買い物でした。
カメラを始めてかなり経ったけど、今更かなって思ったけど……買ってよかったです!
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