僕のカメラライフを変えてくれた『FUJIFILM X100F』のレビューをします。
半年ほどずっとふれてきたのでぼちぼちわかってきたこともあるんですが、スペックなどのお話はそこそこにして、なるべく自分の言葉でお話しします。『FUJIFILM X100F』最高。
X100Fは僕のカメラライフにおいて、大きな大きな分岐点になりました。
▼買ったきっかけ
- 『DRESS CODEのFukulow(平岡)さん』が子どもみたいにめちゃめちゃ嬉しそうにX100Fを買っていた
- すぐ調べる
- 僕もデザインに惚れる
- 『全員、X100Fを買うべき。』を読んで物欲爆発
- 翌日に購入
X100Fのことを知って2日で買いました。
あふれ出す想いがたくさんありますので長くなるかもしれませんがお付き合いいただければ嬉しいです。
▼ブログを書いた3年後くらいにYouTubeでX100Fについてレビューしました。何年たっても最高です。
目次
『FUJIFILM X100F』レビュー
デザイン | ★★★★★★★★★★10 |
画質 | ★★★★★★★★★★10 |
操作性 | ★★★★★★★★★☆ 9 |
バッテリー | ★★★★★★★★☆☆ 8 |
携帯性 | ★★★★★★★★★★10 |
液晶 | ★★★★★★★☆☆☆ 7 |
ホールド感 | ★★★★★★★★★★10 |
X100Fをおすすめしたい人
- かっこいいカメラを使いたい
- 画質の良いコンデジがほしい
- 現像しなくてもエモい写真を撮れる
- フィルムライクな写真が好き
- 子育て中のパパママ
- スナップ写真が好き
▼子育て中のパパママにおすすめする理由を語りました
X100Fのスペック表
長いので表は隠しています。下の文字をクリックしてみてください。
製品名 | FUJIFILM X100F |
---|---|
発売時期 | 2017年2月23日 |
参考価格 | 11万円程度(2019年3月) |
有効センサーサイズ | APS-C (23.5mm × 15.6mm) |
撮像素子 | X-Trans CMOS IIIセンサー |
カメラ部有効画素 | 約2,430万画素 |
レンズ焦点距離(35mm換算) | 35mm |
レンズF値(開放) | F2 |
オートフォーカス方式 | インテリジェントハイブリッドAF |
測距点 | 325点 |
常用ISO感度 | ISO200~12800 |
シャッター速度 | 1/4000~30秒 |
連続撮影速度 | 最高約8.0コマ/秒 |
液晶モニター | 3.0型/TFTカラー液晶モニター |
タッチパネル採用 | – |
ドット数 | 約104万ドット |
Wi-Fi | 〇 |
Bluetooth | – |
大きさ | 126.5×74.8×52.4mm(幅×高さ×奥行) |
本体質量 | 約469g |
デザイン ★10 X100Fはデザインに惚れて購入
どこから見ても美しくかっこいい。なにがかっこいいんだろうって考えると、やっぱりダイヤルの多さがクラシカルな印象を際立たせているからではないかと。
いろんなところをいじりたくなります。
一番好きな場所は赤い点があるレバー部分。
X100Fの特徴はいろんなボタンにファンクションキーを割り当てれるのですが、このレバーも同様に意味のあるボタンです。
X100F用のアクセサリーもかっこいい
フードもかっこいい。純正フードは高いのですが、社外品は若干色味が違うのでFUJIFILMのを買っておいてよかった。ストラップはアクリュ(キソウ)のネックストラップ「ハミ」を使っています。
>>>KISOU ハミ
F-FOTOのレリーズボタンとホットシューカバーはFUJIFILMのデザインにめちゃくちゃ合います。
レリーズボタンをなくしたという話をよく聞きます…
まだ完璧なボタンには出会えていませんがデザインはお気に入りでした。
ちなみに僕もなくしてます。笑
画質 ★10 柔らかい描写から切れのある写りまで
APS-Cサイズの大型センサーが搭載されたX100Fの画質はとても素晴らしくて、微妙だな〜と思ったことは一度もありません。夫婦共々満足しています。
息子が産まれてすぐに買っておけば良かったなと少しだけ後悔。
開放F2.0の描写は甘い
うまく撮れば味にも変わりますが、開放F2.0のときの描写の甘さは書いておかなければなりません。
ふわっふわで柔らかい描写は優しい雰囲気でとても素敵ですが、目に合わせたのに微妙!とかそんなことになる可能性はあります。
だいたいF2.8からF5.6くらいを使うことが多いかなあ。
↑そんなこと言いつつもF2.0で撮ってる。笑
開放で撮ったからといって全くピントが合わないわけではないんですけどね。
使いこなせるようになれば積極的に使いたいです。
風景もばっちり撮れる
絞っても(F値を大きく)しっかりとキレのある写りなので、風景もたくさん撮って欲しい。
スナップや日々の写真だけではなく、しっかり撮りたいときも活躍してくれます。
操作性 (慣れてきたら)★9 最初は難しいかも
最近のカメラにしてはダイヤルが多いと思います。これがハマる方にとってはすごく使いやすいはず。
現代のカメラは機能が盛りだくさんなので、パパパッと操作できる物理ダイヤルは大好きです。
シャッタースピードのダイヤルがボディ上部にあるのはすごく使いやすいと感じています。(ほかのもメーカーもそうだっけ?)
絞りもシャッタースピードもオートにできますが、自分で設定しながら撮るのもすごく楽しくて富士フイルムのカメラを使い続ける理由の一つにこの独特な操作方法が挙げられます。
バッテリー ★8 一日中撮るのは厳しいがUSB充電できるのがGOOD
バッテリーはUSBで充電できます!最高!でも歩き回るのであればバッテリーは必須!
X100Fの場合、電源つけっぱなし撮りっぱなしでなければ一日で充電がなくなったことはありません。
でも…
初めてフォトウォークに参加したときは、昼過ぎには充電がなくなってしまったので、撮り続けるのであれば予備バッテリーは必要ですね。標準撮影枚数270枚くらい。
▼X-H1以降のXシリーズは純正バッテリーでなければ警告が出るようです。X100Fは問題なし
携帯性・ホールド感 ★10 扱いやすいサイズ感
携帯性はすごく良くて、息子くんを抱えながら片手でも撮ることができます。
軽くて出っ張りも少ないので、首から下げたままでも邪魔になりません。
エルゴ(抱っこひも)を付けたままでも、横にずらしておけばいけます。
男性だけでなく女性にとっても持ちやすいサイズなので、奥さんも遊びに行くときに持っていってくれてるのが嬉しい。
携帯性が良いX100Fが活躍するのはやっぱりスナップ!
やっぱりコンパクトなカメラなので街で撮るにはピッタリのカメラです。気楽にテンポよく撮れます!
液晶 ★7 綺麗だけど機能的ではない
液晶は綺麗ですが、バリアングル・チルト液晶・タッチパネルではないので、機能的にはいたって普通。
子どもを撮るときや下から撮りたいときは、バリアングルやタッチシャッターがあれば便利ですよね。
ただ、そういうカメラはほかにもたくさんあるので、X100Fに対して求めるのも違うような気もします。だからX100Fが悪いわけではなく、僕に欲が出てきてしまっただけ。
▼いったんまとめ
- デザインがかっこいい
- 画質もよく、スナップ・風景どちらもガンガンいける
- ホールド感もあって片手でも撮れる
- バッテリーはUSB充電ができるけど、減るのは早い
- 液晶は綺麗だけど機能は普通
- 最高のカメラ
FUJIFILM RAW STUDIOは必見
最近FUJIFILM RAW STUDIOというフジ独自の現像ソフトにハマっていて、カメラ内で現像されたJPEG写真よりも、Lightroomでエフェクトをかけるよりも深みが出るのですごく楽しいです。
好みもあると思いますが、まだ使っていないFUJIFILMユーザーさんはぜひ試してください。
今回掲載した写真はすべてFUJIFILM RAW STUDIOで現像し直しました。
今はRAWで撮ってますが、JPEGばっかりで撮ってる時期もありました。現像を再開した理由はパソコンを買い替えて処理速度が早くなったからです。笑
X100Fを買って良かったこと
- 所有欲が満たされた(かっこいい)
- かっこいいカメラだねって褒められる
- 奥さんがカメラを積極的に使うようになってくれた
- 簡単にエモい写真を撮れるようになった
- ひとつの焦点距離に慣れた
- フィルムシミュレーションが楽しい
- FUJIFILMユーザーと繋がった
- フォトウォークに初参加!
- 写真を撮ることがもっと楽しくなった
ここからさらに主観です。レビューには不要かもしれないことも書きます。
奥さん(女性)にも扱いやすいコンパクトなカメラ
奥さんがたくさん写真を撮るようになってくれたのがすごく嬉しいです。
子どもが産まれたことも影響していますが、「このカメラで撮ると良い写真になるね」といってるので満足してそう。
もちろん普段iPhoneで撮る何気ない写真も好きです。
でも遊びに行ったときに撮りあいっこできるようになったのはでかい。X100Fありがとう。
嫉妬するくらい良かった奥さんの写真
奥さんは結構X100Fを持って遊びに行ってくれてるんですが、僕も嫉妬するくらい良い写真を撮ってきます。
特に息子の写真は愛を感じて素敵すぎる。
23mm(35mm)の焦点距離に慣れた(近くから遠くまでいけるよ)
X100Fは23mm(フルサイズ換算35mm)の単焦点レンズがついています。
カメラの機能や外付けレンズ(テレコン・ワイコン)で焦点距離を変えることもできるんですが、僕はそれを全く使っていないので、いっつも同じ焦点距離なんですよね。
同じことばかり繰り返してると少しずつ慣れてきて、自分の距離ができつつあるんです。
たまには広角で撮りたい気持もありますが、割り切って「どこを切り撮ろうか」と考えるのが楽しく感じるようになりました。
X100Fを通じ、いろんな出会いがあった
X100Fを持つようになっていろんな方に話しかけてもらったり、フォトウォークにも呼んでいただいたり、嬉しい出会いがたくさんあった半年で…
このカメラすっげーなあって思ってたんですよね。
初めてX100Fの記事を書いたときにはたくさんの方がシェアをしてくださって、「僕も持ってる。X100F良いよね」ってコメントをいただいてすごく嬉しかったのをよく覚えています。
X100Fのおかげで出会いも増えました。
X100F…FUJIFILMは愛されているカメラなんだなと実感しました。
FUJIFILMのカメラはフィルムシミュレーションが楽しい(作例多め)
FUJIFILMが欲しかった理由のひとつに色味があります。フィルムシミュレーションが内蔵されていてこれがまた素晴らしいんです。
クラシッククロームの作例(エモい)
クラシッククローム大好き。
ほかにもカラーのフィルムシミュレーションはありますが、大体これを使ってます。
アクロスR(レッドフィルター)の作例
最近はフジ独自のモノクロ「ACROS(アクロス)」にもハマり始めています。レッドフィルターやグレインエフェクトをのせるのが好きです。
フィルムはたくさん撮りましたが、デジタルのACROSはあまり使っていなかったんですよね。今までもったいなかった。
X100Fで撮った家族の写真が大好きです
X100Fで撮った家族、子ども写真は本当にお気に入りが多いです。
長い間X100Fだけしかデジタルカメラは持っていなかったので、子どもの成長とともにX100Fもどんどん使い込まれていきました。
X100Fの動画作例
X100Fは動画向きのカメラではありません。
一応フルHDの60fpsでは撮れるんですが、それ以上のことはできませんが、フジの色味で動画が撮れるってことが一番の魅力です。本気でピント合わせを頑張りたいなら動画はマニュアルで撮ったほうが良さそう。
でも頑張れば手持ちで撮れるよってことで軽く紹介させてください。(チャンネル登録もよろしくお願いします…)
FUJIFILM X100Fは本当に良いカメラです
ブログ関連の繋がりの方にもたくさんお会いしましたが、まずX100Fが話題を作ってくれるんです。僕にとっては撮影以外のことでも大事な相棒です。
本当に良いカメラに出会いました。
2017年に買って良かったモノNo.1は
『FUJIFILM X100F』です。
▼中古は9万円くらいになってきました
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