FUJIFILM X100Vではハイスピード撮影(120fps)ができるようになりました。
X100Fにはなかった機能なので、X100Vもだいぶ動画機能が進化して使いやすくなり表現の幅も広がったなと感じています。
今回はイレギュラーでハイスピードで撮り続けてしまっていたので、まあちょうどいいかと思って繋げて作例にしてみました。
ハイスピード撮影とは?
ざっくりいうと速い動きの被写体に対して使用し、スローモーションのように見せる撮影技法?だと思います。
ざっくりしか説明できないので下にフジさんの説明を引用させていただきます。
ハイスピード(HS)動画は、素早く動く被写体の撮影や、肉眼では確認しがたい一瞬のアクションもスローモーションのような映像として楽しむことが
できます。バッティングやスイング、動きの早い昆虫や水流などの撮影に有効です。
ハイスピード撮影テスト
一応100pと120pで撮れるようになっていて今回は24-120pで撮影しました。
24フレーム用のハイスピード動画なので、PremiereProのシーケンスを24fpsに設定してデータを落とし込むと綺麗な5倍スローモーションになる感じです。
今回の動画は特にハイスピードが必要な場面ではなく、しいて言えば葉っぱをぶちまけているシーンくらいしか役に立っていないと思います。
でもスローを使えば葉っぱを撮りながら地味に横移動しているシーンなどには結構有効かな…。
X100Vは手振れ補正がないのでスローモーションにすることでそこそこ滑らかに見えるような…まあまだまだ動画は本数撮ってないのであまり大きなことは言えませんが、個人的にはそんな印象です。
ちょっとややこしい話
実際にソフトで編集していてSONYとFUJIFILMでスローモーションに対する考え方の違いがあると感じ、途中で混乱したのでちょっとメモです。
【SONYの場合】
以前SONYのカメラを使って動画を撮ったときは120pで撮影しても保存されている動画は等倍速度でした。で、これを編集ソフトに入れた後に設定したフレームレートに対して何倍スローモーションにするか自分で設定する。(24fpsのシーケンス設定をして、速度を25%にして5倍スローにする感じ)
【FUJIFILMの場合】
フジの場合は最初から【60-120p(2倍)/30-120p(4倍)/24-120p(5倍)】などをカメラ側で設定します。で、保存された動画そのものがスローモーションになっているので、だから編集ソフトに入れた時点でもすでにスローモーションになっている感じ。ややこしいですが多分こんな違いがあると思う…
(違ったら教えてほしいです。)
FUJIFILMのハイスピード撮影時の注意点
- 音声は入らない
- フルHDのみで4Kはできない
- ハイスピードで撮ったあとはハイスピードオフに戻す
- ちょっと良いSDカードが必要(下記、フジフイルムのサイトから引用)
[Full HD(1920×1080)] ハイスピード動画 120p/100p 200Mbps(記録時) 連続最大約6分まで
※動画を撮影するときは、UHSスピードクラス3以上のSDメモリーカードをご使用ください。via.X100V 主な仕様
ちなみに今回のハイスピード動画はスローモーションの作例なんですが、またこの動画と組み合わせて山で遊んでるだけのVlogを作ろうと思っているのでもしよかったらチャンネル登録をお願いします!
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