Fringerという電子接点付きのマウントアダプターを購入し、少し使ってみたのでレビューします。
買う前はAF性能など不安もありましたが、結論から言えば使用感はとてもよく、レンズ選びの幅がひろがる素晴らしい商品だなと思いました。
目次
AF性能
Fringer側がAFの性能を握っているわけではなく、ボディに依存するようなので最新機種なら問題ないAF性能を発揮するようです。
写真撮影(作例)
▼作例はPortra800風で撮って出し
Fringerが推奨しているX-Trans CMOS4搭載のX-T4につけて使用しているので、写真撮影のときのAF性能はほぼほぼ問題ありませんでした。
ただ、何度か気になったのは遠景撮影のときに少しピントが合わないというか、全く反応しないこともありました。
頻繁にあるわけではないので問題ないと思うのですが、プロの方や仕事での撮影には向かないのかなと思いました。(使わないと思うけど)
動画撮影
フェイストラッキングにも対応しているので動画のときもAFの食いつきはよく、子どもの撮影も結構いけるなと思いました。
ただAF駆動音はすごく気になります。
僕が持っているレンズがNikkor 50mmF1.8Gという2011年製のレンズなので、新しい年代のレンズを使えばマシになるのかもしれませんが、今回のレンズの場合はちょっと気になるレベルでした。
使っていて気になったこと
コンパクトではない
三脚座のところにUSBポートがあるのでサイズ感がすごく大きくなります。
Cannon用はマウントアダプター内部にUSBポートがあるので同じ仕様にしてくれたらよかったなと思いました。
AE(露出)がおかしいときがあった
数秒白飛びしてしまって撮影できるようになるまでのタイムロスがちょくちょくありました。
急ぎの撮影ではないので良いですが、ここもプロ向けではないポイントかと思います。
細かい特徴
- 手振れ補正対応(レンズボディともに)
- PC端末とのUSB接続で、ファームウェアのアップデート可能
- Exifデータも記録可能
- アダプター内部の植毛加工により内面反射を抑制
- 倍率色収差自動補正機能搭載を搭載しているレンズのみ対応
アダプターの中にどれだけの技術が詰まっているんだというほどの高性能ですよね。
買うまでは高いなーと思っていましたがすごくいい商品です。
もし今NikonFマウントが残っていたり、Nikonとフジを併用されている方は検討してみていただければと思います。
僕は今後SIGMAのレンズも試そうと思っているので、またYouTubeにもアップしますので登録していただけると嬉しいです。
ブログのほうには何本か試したらまとめで出したり作例だけ出したりしようかな~って感じです。
▼YouTubeでは動画の作例もありますので、もしよかったらご覧ください。
では~