X-E4に限らずですが、FUJIFILMのカメラはオールドレンズやMFのレンズと見た目の相性がとてもいいです。
クラシカルな見た目のレンズが好きという方はぜひマニュアルレンズもお試しください。
この記事では僕が実際に使ってみたレンズ+オールドレンズを使うときの設定についてご紹介します。
それぞれ対象のマウントアダプターもピックアップしていますので最後までご覧ください。
- 富士フイルムのカメラでオールドレンズを使うための設定方法
- X-E4におすすめのオールドレンズの種類と特徴
- 価格帯別のおすすめオールドレンズと購入時のポイント
- Xマウントで使えるオールドレンズとマウントアダプターの選び方
X-E4(FUJIFILM全般)でオールドレンズを使うための設定完全ガイド
AFの効かないレンズ(オールドレンズ)を使うためには最初に設定が必要です。
X-E4でもほかのFUJIFILMのボディでも同様なのでチェックしておいてください。

- STEP
メニューボタン
- STEP
セットアップメニュー
- STEP
操作ボタン・ダイヤル設定
- STEP
レンズなしレリーズをOFF→ONへ変更

- STEP
メニューボタン
- STEP
AF MF
- STEP
フォーカス設定
- STEP
MFアシスト
・デジタルマイクロプリズム(フィルム一眼レフのような感じ)
・デジタルスプリットイメージ(二重像のようなイメージ)
・ピーキング(色がつく)
※注意点として、MFモードにしておかないとMFアシストは効きません。
MF切り替えをタッチパネルのショートカットに入れておくと便利です。
Xマウントにおすすめのオールドレンズ5選!FUJIFILMユーザー必見
- MINOLTA M Rokkor 40mmF2
- KONICA M-HEXANON 28mmF2.8
- NOKTON 50mmF1.5 L39
- MINOLTA MC ROKKOR PF55mmF1.7
- KONICA HEXANON AR 50mmF1.7
X-E4によく似合う、MINOLTA M Rokkor 40mmF2


MINOLTA CLEと一緒に販売されていたレンズでMマウント互換のレンズです。
とてもコンパクトでレンズ自体の見た目も、X-E4と組み合わせたときの見た目もめちゃめちゃかっこいいのでおすすめです。
価格は少しお高めで5~6万円くらいします。



キリっと写るレンズというよりかは柔らかく優しい写りが特徴的です。室内でも光の取り込み方によってはゴーストが発生することもあります。
楽天やYahooではたまに出てます
マウントアダプターはSHOTENのヘリコイド付きマウントアダプターを使っていました。
HEXARが好きな方へ KONICA M-HEXANON28 mmF2.8


KONIKA HEXAR RFを買ったときにセットだったレンズです。
HEXAR RFはM型Leicaをかなり意識して作られているボディなので、M-HEXANONはクラシカルなカメラによく似合います。
オールドレンズとして見てもかっこいい見た目。現行のレンズのようにも見えるスタイリッシュなデザイン。
どう見てもかっこいい。
レンズ自体の重さがあるので少し前のめりにはなりますが、X-E4とのバランスも良く見た目はかなり良い感じです。
シルバーが渋い NOKTON 50mmF1.5 L39


L39マウントのオールドNOKTONのシルバーはレンズ自体はものすごくかっこいいのですが、ブラックボディとの相性は好みが分かれます。
個人的にはアリなのですが、どちらかと言えば軍艦部がシルバーのX-E4のほうが似合う可能性はあります。
バランスは悪くないと思います。


HEXARで撮ったフィルム写真ですが、写りはこんな感じ。もやっとしてオールドレンズ感があります。
▼現行
MマウントのマウントアダプターはSHOTENがおすすめ

今はMマウントのマウントアダプターはSHOTENのLM-FXを使っています。
ヘリコイド付きで最短撮影距離を可変させられますが、ヘリコイドがなしで良ければほかのマウントアダプターでも構いません。
▼ヘリコイドあり
▼ヘリコイドなし
L39マウントにはリングを追加
NOKTON(上の銀色のレンズ)のようにL39マウントは特殊なねじ式みたいなアダプターです。
このリングをMマウントに装着して使ってください。
1万円以下で買えるオールドレンズ MINOLTA MC ROKKOR PF55mmF1.7


X-E4とMINOLTAのMDレンズは組み合わせたときの印象はMマウントレンズに比べると少しアンバランスです。
でも全然なしじゃないかなと思います。
マウントアダプターがなければレンズ自体はかなりコンパクトですし、すごくかっこいいんですがフランジバックの関係でこんな感じに。
MINOLTAのレンズは本当にかっこいいです。しかも5000~10,000円くらいで購入できます。

マウントアダプターはKIPONです。売り切れでない場合はK&Fでもいいです。
5000円前後で買えるオールドレンズ KONICA HEXANON AR 50mmF1.7


序盤に紹介したMマウント用とは違って、こちらのHEXANONはARマウント時代のレンズです。
Mマウントに比べると少し大きくフランジバックの兼ね合いでマウントアダプターも大きめ。
でもこのレンズはめちゃめちゃかっこいいのでおすすめですし、フジにも似合います。
僕は2000円くらいで購入しましたのでもしよければ検討してみてください。(今5倍くらいに上がってるかもです)
»ヤフーショッピングでAR HEXANON 50mmF1.7をチェックする

マウントアダプターはあまりなくてK&Fの物を買いました。何でも作ってくれていてありがたいです。
現行MF神レンズ。マジ最強(大好き) CarlZeiss C Sonnar 50mm F1.5ZM


CarlZeiss C Sonnar 50mm F1.5ZMはMマウント用の現行レンズ。
お値段は張りますが一度使うとなかなか手放すことができなくなる魅力的なレンズです。
キレキレのレンズにフィルムシミュレーションを当てて遊ぶのもとても楽しいので、ぜひフジユーザーさんには使ってほしいと思います。
X-E4との組み合わせは見た目の相性は抜群です。かっこよすぎますが、どちらかといえばX-T4やX-Pro3などの大きめのカメラに似合うかもしれません。



»『CarlZeiss C Sonnar T* 50mm F 1.5 ZM』レビュー
まとめ:X-E4におすすめのオールドレンズを徹底紹介!魅力と選び方
- X-E4はクラシカルなデザインのため、オールドレンズとの相性が抜群
- FUJIFILMのボディはフィルムシミュレーションが使えるため、オールドレンズの味を活かせる
- MマウントやL39マウントのレンズは特にX-E4とバランスが良い
- オールドレンズを使う際は「レンズなしレリーズ」をONに設定する必要がある
- MFアシスト機能を活用すればピント合わせがしやすくなる
- SHOTENのヘリコイド付きマウントアダプターが便利でおすすめ
- 1万円以下で買えるMINOLTA MC ROKKOR PF55mmF1.7はコスパが良い
- KONICA HEXANON AR 50mmF1.7は5000円前後で購入できるお得なレンズ
- CarlZeiss C Sonnar 50mm F1.5ZMは現行MFレンズの中でもトップクラスの描写力
- NOKTON 50mmF1.5 L39はシルバーが渋く、X-E4のシルバーボディに特に映える
- Xマウントにおすすめのオールドレンズは全体的にコンパクトなものが多い
- フィルム時代のレンズは個性的な写りを楽しめるため、アートな写真を撮るのに最適
- マウントアダプターを使うことでさまざまなメーカーのレンズを装着可能
- オールドレンズは新品より価格が安く、中古市場での掘り出し物を探すのも楽しい
- X-E4とオールドレンズを組み合わせることで、唯一無二の撮影体験ができる
MFレンズ、オールドレンズはとても楽しいですが、マウントアダプターをかますことでレンズ単体のかっこよさが少し損なわれてしまうデメリットがあります。
その点も込みで楽しめる方はどんどん買っていってオールドレンズ沼にハマっていってください。
中華系MFレンズもなかなか楽しいですし、Xマウント用があるのでそちらもまた紹介します。ではまた~